5)溶接集件は下記計算方法を参考にする
200A以下の場合V=0.41+16±1.5(電圧)
200A以上の場合V=0.41+18±3(電圧)
6)ワイヤー突出し長さ適正
量流 L
200A以下 10m/m〜15m/m
200A〜350A 15m/m、20m/m
350A〜500A 20m/m〜25m/m
b)セルフツールド溶接
CO2ガス溶接法に似た溶接法に、セルフシールド半自動溶接法がある。これは、CO2ガス溶接法がCO2を送給し、これをシールドガスとするのに対し、セルフシールド溶接法は、ガスを送給せず、ガス発生剤を心線の中に含ませ、アーク発生と同時にガスが発生するように作られている。
CO2ガス半自動に比べて取扱いが便利であるが、溶接中発生するガスが箸しく公書問題で騒がれている昨今、使用する場合には十分な配慮が必要である。
また、溶着金属の機械的性質に若干の問題を践しているので、重要繕造物には使用しない方がよい。手直しを要する場合は必ず低水素系溶接棒を使用するのが一般である。
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